2014年02月13日

主演の東山義久が再演への意気込みを語るDANCE ACT「ニジンスキー」〜神に愛された孤高の天才バレエダンサー〜

東山義久へインタビュー

(舞台写真はすべて初演のものです)

――再演が決まっての、今のお気持ちをお聞かせ下さい。
 作、演出の荻田先生筆頭に、才能溢れるキャスト、スタッフの皆様と共に創り上げた初演は、自分にとってとても大きな経験でした。
その作品をまた再演させていただくという事は光栄で嬉しい反面、初演を超えなければというプレッシャーが大きくあります。
客席と共に盛り上がるようなショーやLIVEとは全く違う作品なので、ダンサー、役者、舞台人としてとても試されます。
初演より二年。カンパニーとしての、そして自分自身の成長の証を刻みたいと思っています。

――初演から2年ぶりの再演ですが、ご自身の役作りなどで変えようと思っているところはありますか?
 ダンスアクトとしての作品なので当たり前なのですが、台詞、ダンスシーン共に膨大な量があり、それを覚え自分のものにするまで大変な分、
前回は良くも悪くも等身大の自分に近づけてしまった感が強かったかもしれないと考えています。
今回は初演以上に、荻田先生、そしてキャストの皆さんとも様々なセッションをし、初演の時とはまた違うヴァーツラフを提案したいです。 ――悲劇的な晩年へ向けて毎回集中力を持って演じられるのは、大変なのでは?
 一人の実在した人間、しかも伝説のバレエダンサーと言われる人を演じるにあたり、もともと皆さんがもっているイメージ、キャラクターのあり方等を踏襲しつつ、どうオリジナリティを出していくかが課題でしたが、実のところ本番の事は何も覚えていません(笑)
良くいえばそれ程集中できていたのかとも思いますが、終演後のかつてない疲労感に襲われると「 終わったんだ 」と思うような毎日でした。

――ニジンスキーの生涯を題材に、さまざまなジャンル(映画・戯曲・バレエ・宝塚など)の作品が生み出されていますが、創作者がこの題材に惹きつけられる理由はどんなところにあると思われますか?
また、【DANCE ACT「ニジンスキー」版】の特徴はどこにあるのかあらためてお聞か頂けますか?

 当時のロシアバレエ界の時代背景の中、様々な過程で栄光と挫折、光と影を経験し若くして精神に病を持ち深い孤独に堕ちてゆく。
天才的なバレエダンサーであると共にその激動の生涯に魅力があるのではないでしょうか?
今作ではその生涯を荻田先生ならではの世界観と、有名なニジンスキーの作品「薔薇の精」「牧神の午後の前奏曲」等をよりドラマティックな振付、演出で表現していきます。
ダンス公演でもない、ストレートプレイ、ミュージカルでもない新しいジャンルが、 DANCE ACT「ニジンスキー」です。 ――東山さんは演出の荻田さんの脚本・演出を多数経験されていますが、あらためて荻田作品の魅力についてお伺いできますか?
 荻田さんとはもう10年近くのお付き合いをさせて頂いております。
先生の演出作品を受けたのは多分僕が一番多いんではないかと(笑)
自身の良いトコはさて置き、悪いトコ、癖は徹底的にご存知かと…。
お客様の前で作品を披露させていただく前に、荻田さんをどう納得させられるかが毎回僕自身の大きな課題です。
荻田ワールドとも言われる独特の世界観は、観客の皆様に絵画を観る様な不思議な、かつ圧倒的なインパクトを与える事の出来る、日本屈指の演出家の1人だと思います。

――最後にお客様へのメッセージをお願い致します。
 本作は、個人的にDIAMOND☆DOGSという自身がリーダーとして立ち上げたエンターテイメントアートユニットの10年目の節目の年に発表させて頂いたものでもありました。
ダンサーとしてキャリアをスタートさせた私にとってこの「DANCE ACT「ニジンスキー」は自身への挑戦でもあります。
初演の手応えとしては二年経った今でもどうだったのかはわかりませんが、今またこうして再演という形で機会を与えて頂いたことは本当に光栄です。
またあのヴァーツラフと沢山話して、現代に生きる私の身体を通して蘇らせたい。
そして、少し気難しいヴァーツラフがフッと笑ってくれたらと…。

キャスト、スタッフが総力を結集してお送り致しますDANCE ACT「ニジンスキー」どうぞご期待ください!
銀河劇場にてお待ちしております。

公演概要

DANCE ACT「ニジンスキー」
〜神に愛された孤高の天才バレエダンサー〜

<公演日程>
2014/4/23(水)〜4/30(水) 天王洲 銀河劇場 (東京都)

<キャスト&スタッフ>
脚本・演出:荻田浩一
出演:東山義久/安寿ミラ/岡幸二郎/遠野あすか/佐野大樹/舞城のどか/穴井豪/長澤風海/加賀谷真聡/和田泰右

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2014-02-13 16:45 この記事だけ表示