2013年11月29日

『リアル タップダンサー 熊谷和徳の光』2013/12/1(日)BS-TBSにて16:00〜16:54OA!密着ドキュメントの見どころ

レッドソックスの上原投手の活躍がアメリカを沸かせていた陰で、ある日本人ダンサーもまた、世界を熱狂させていた。仙台が生んだ天才タップダンサー・熊谷和徳。

アメリカの新聞などで「日本のグレゴリーハインズ」と称され、「世界で観るべきダンサー25人」に選出されるなど、功績が文化庁に認められ、現在タップダンサーとして初めて国費留学制度の元にニューヨークで活動中の彼に密着した。日野皓正、山下洋輔、上原ひろみなど、世界で活躍するトップアーティストたちにも尊敬される理由をこの目で確かめるために。

熊谷和徳「DANCE TO THE ONE」〜A Tap Dancer‘s Journey〜

密着ドキュメントの見どころ

あらゆるエンターテインメントが渦巻き、偽物はすぐに消えていくニューヨーク。
本物しか生き残らないこの街で彼は、「カズ」と慕われ、愛されていた。
言葉を多くは発さない、どこかフワリとした雰囲気に包まれたカズは、思いきり食べ、思いきり笑う。「世界で観るべきダンサー25人」の面影はそこにはない。 ところが。
地下鉄で、公園で、カズが踏みしめる足音が、あっという間にリズムとなり、大地は楽器となった。
いつの間にか周りには人が集まり、そこがステージとなっていた。
大地からエネルギーを吸い上げ、身体全体で発散する。足音がメロディを奏でる。
空気が張り詰め、震えた。
足音がやむと、何もなかったかのようにまたそこから日常が流れていく。
彼の生活そのものが、自然そのものがタップであり、不思議なことに、違和感がない。 ニューヨーク大学で心理学を学んでいた彼だからだろうか、踏みしめるその「足音」は、繊細で、時に驚くほど大胆で、観るものの心をつかんで離さない。

そんなカズの凱旋公演が2014年1月に決定。彼がニューヨークで出会った気鋭のミュージシャンたちを率いて行う、待望の日本公演である。
第1回目のリハーサルに潜入。開始早々、譜面などなにもない中で、熊谷が鳴らし始める足音に、ベースの低音が絡み、流れるようにピアノの音が注がれ、ドラム・ギターが重なり、あっという間に音楽となった。それはまさに才能の結集。その奇跡に、震えた。 日本公演は、ダンスや音楽の域を超越し、これまでの日本人の経験を凌駕する衝撃的な時間となる。そんな確信を得たリハーサルとなった。

アーティストたちも、「カズは最高だよ」と口をそろえた。

「自分の才能に気づいたのはいつ?」思わずしてしまったそんな問いかけに、カズはケラケラと楽しそうに笑った。

世界がカズに惚れる理由、「足音」が「芸術」となる瞬間が詰まった1時間。ぜひご覧ください。

BS-TBS 『リアル タップダンサー 熊谷和徳の光』
放映日:2013/12/1(日)16:00〜16:54

公演概要


熊谷和徳
「DANCE TO THE ONE」〜A Tap Dancer‘s Journey〜

<公演日程>
2014/1/17(金)〜1/19(日) Bunkamura オーチャードホール (東京都)

2013-11-29 17:38 この記事だけ表示